オンラインゲームのアイテム収集に「下請け労働者」が出現

また金か。と思ったけどこの記事はまだ納得できる。

 「こうした人々は、ゲーム内の通貨を得るために、つねに特定の操作を行なっている。すると、他のプレイヤーはその操作ができなくなってしまう……。(しかも)彼らには他のゲーマーと交流しようという気がほとんどない」とラム氏。

交流しないのはともかく、近づいた人を不快にさせることがあるほうがより問題かな。
やつらは弱そうなプレイヤーだと単に近くに来ただけで泥棒呼ばわりするからね。

 「何人かのプレイヤーが仲間を集めて、こうした人々の邪魔をしている」とマーフィー氏は話す。大勢のプレイヤーが集団になって、ゲーム労働者が通貨を稼ぐのを妨害するのだ――中には、不快なキャラクターを「殺す」場合もあるという。「こうしたギル転売屋たちのところに、たくさんのモンスターを連れてきて襲わせるのだ」

単に邪魔したいわけじゃなく、一応理由があります。だって普通に遊んでたらそんなことされないよ。普通に遊びたいプレイヤーの妨害になってるからなんだけどね。でも外から見たらどっちも大差ないんだろうな。

昨日の渡辺聡のweblogにもいえるけど、稼ぐのも経済モデル考えるのも別にOKだけどそれは遊びの世界の中でやってるってことは絶対にはずしちゃならないと思う。基本原則じゃないのかな。それ以外は、みんなで遊ぶというのがあってその上でやってくれって思う。

たとえば、ケイザイ語るんだったらまずはいちPCとして、普通に参加してパーティプレイとか普通にこなした上で、そのPCとしてWebページにでも出してくれよと。それだったら攻略情報ページと同じようにみんな見てくれるでしょう。また稼ぐのでも、きちんと初心者の面倒を見たりとかやってれば、いい意味での俳人としてまあ許容されるのでは。もし税収するんだったらワールド内にお役所作るべきで、お役所つくるなら普通のプレイヤーとしてチャットできたりサービス提供したり攻撃できたりできるようになってるべき。そのうえで力の面でもモラルの面でもまともに機能してたら、みんな納得するかと。
あ、納得するって言うのは歓迎するっていみじゃなくって、そういうものができること自体には納得するってこと。たとえて言うなら最悪嫌いなプレイヤーが一人増えたようなレベルに感じるということ。

いきなり外から何にも知らないでちょっとだけ見て、ゲーム外の力つかってなんかやってきたりしても、なにいってんだこいつって感じがするんですよ。外にいる人は納得しても、中の人は納得できない。まあMMOにおいて中世的なのは市場だけじゃないってことでまとめとくか。