オンラインゲームの経済モデル

何度も思うけど、ゲームについて語るならせめてひとつはじっくり遊んでからにしてくれと。できれば廃人レベルになってから。半年、いや最低1年はゲームやり続けてからにしろよと。

そもそもRMTやってるプレイヤーなんて一握りじゃないのだろうか。それにRMTを含めて経済力だけにものを言わせてオンラインゲームやってたりしたら、たぶんそのワールド内の他の人たちから嫌われると思うのだけど、彼らにとってはそうではないらしい。

かくして、ゲームの世界はめでたく現実社会と繋がり、リアルな経済活動とリンクしていく。例えば、非常に効率よくゲーム内での希少財を獲得できるプレイヤーがいたとして、リアルマネーとの交換が保証されていればそれはもう職業になってしまう。そして、たかがゲーム、たかがネットではなくなっているのはゲーム内の経済活動に対しての課税を政府が検討し始めていることからもフォローされる。

「ゲーム内の経済活動に対しての課税を政府が検討し始めている」って怖いよね。換金できる可能性があるから税金がかかるぞーなんてなったらみんなゲーム内で取引なんてしなくなるよ。ゲームの大部分の取引は経済活動というよりも贈与活動にちかいと思うけど、問題はそんなことじゃない。そういうことを考えるやつは、そこで遊んでる大部分の人が「楽しむ」ためにやってるということをすっかり忘れているということだ。端々の活動側面だけをみて、自分たちだけが興味あるところだけを切り出してあたかも全体がそうであるかのように扱うのはいいかげんやめてほしいな。

補足すると、この記事の元ネタの人はかなりまともに見える。

上の人と一番違うところは、それはどこからその対象をみているかという点だろうな。