cygwin-1.7.1になったついでにminttyに乗り換えた

cygwinでパッケージを追加しようとしたら、setup.exe更新の警告が出たので、公式からダウンロードしてアップデートかけたら、普段使っていたターミナルckが立ち上がらなくなりました。

バージョンを意識してみるとcygwin1.7系になっていて、検索かけると年末の記事でみなck3が動かなくなってたらしい。ck2はうごくとか。

cygwin-1.7の大きな変更はutf-8で、公式のターミナルを試すと、確かにlsで日本語表示も日本語入力も、日本語ファイルのタブ補完もできる。ただ、このターミナルの難点はコピペがしにくいところです。

そこで、cygwinパッケージにあるminttyを使ってみました。以前試したときは日本語関係がダメダメだったが、UTF-8化されたならうまく行くのではと。そしてその予想通りでした。

setup.exeでminttyのパッケージを入れると、スタートメニューのCygwinの中にショートカットが追加されます。ターミナルを起動するには、それを実行すればいいです。

Optionsで、フォントを「MSゴシック」10ptに変え、透過を「Med」に、マウスを「Copy on select」にし、右クリックを「Paste」に割り当ててました。上のように日本語表示も入力もTAB補完もOKです。

基本的にckで必要だったことはすべてできたので、ターミナルはこのminttyに乗り換えました。



minttyがckと大きく違うのは、ckが自動文字判定してくれる点です。たとえばWindowsではjavacコマンドはエラーメッセージをSJISで出力します。ckだとこれはふつうに表示してくれますが、minttyでは文字化けします。(ちなみに"-J-Dfile.encoding=UTF-8"オプションをつければメッセージはUTF-8で出せます)。