FreeNXでcolinuxのX環境を構築する

これまでcolinux上でXを使う場合にはVNCを使っていたけど、音をならすには別途esdが必要になる。FreeNX Clientはesdも込みということなので使ってみることにした。

設定は以下のサイトを参考にした

colinux側にfreenxを設定する

まずはサーバ側にfreenxをインストールする。上記サイト1のapt lineを追加し、apt-get update

deb http://kanotix.com/files/debian unstable main

GPG errorが出るのでサイト2を参考にキーリングに追加する

# gpg --keyserver wwwkeys.eu.pgp.net --recv-keys  FB1A399A71409CDF
# gpg --armor --export  FB1A399A71409CDF | apt-key add -
# apt-get update
# apt-get install freenx
# nxsetup --install

nxsetupでは全てy、yesで答える。もたつくとなぜか失敗するので、すぐに入力する。

xfsを使うためにxfsのtcpアクセスを許可する。具体的には/etc/X11/fs/configの

no-listen = tcp

コメントアウトする

# /etc/init.d/xfs restart


esd設定はサイト3のスクリプトを使いますが、DISPLAY変数は少し形式が違うので、以下のようにする

#! /usr/bin/perl
use strict;
use warnings;

$_ = $ENV{'DISPLAY'};
if ($_ && /:(\d+)\.\d$/) {
    print "localhost:" . (7000+$1);
}

.bashrcには

export ESPEAKER=`~/bin/nxespeaker.pl`

Windows側の設定

サイト1からWindows版のFreeNX Clientをインストールする。

設定では、IPアドレスcolinux側のアドレス(192.168.0.40など)をDesktopをGnomeに、KeyboardはJapaneseに、ServiceではMultimedia Supportを有効に、font serverのIPアドレスcolinuxのアドレスを入れる。

colinux側のユーザーアカウントでログインしてXが立ち上がるとXの設定と違うむねをいわれる。一旦Gnome側にあわせ、キー設定がUSになっているのでメニュー-設定-キーボードからJapanese/Japanese 106に設定しなおす。

ボリュームデバイスのエラーは問題は無いが対処方法不明。

チェック項目

  • バックスラッシュや]が入力できるかどうか
  • esdplay で音が鳴るかどうか
  • uimが使えるかどうか