BLOOD+製作発表会

東大安田講堂の講演を見に行きました。講演自体もTBSの番組にもなるらしい。栗山千明が司会の一人。講堂横の新LAWSONがネタに。

押井守MBS竹田青滋、などのディスカッション。押井塾、BLOOD+展開、アニメで戦争。

BLOOD+デス種のあとの番組に(声優は未定とか)。

講演は面白かった。満員。実は2階の人数は収容可能人数ぎりぎりとのこと(この時節、二階が落ちてけが人や死人がたらしゃれにならないだろうし)。一階に人入れても良かったのでは、と思うけど、そこは大人(マスコミ)の事情なのでしょう。高校生が多かったので、彼らは講演の内容がどう受け取ったのかは少し知りたい。

個人的に印象あったこと:

  • 頭に押井(塾)アニメを大音量でフラッシュで流したことで、この演出で一気に会場の雑音が静まった。大学での講演っていつも雑音がうるさいけど、今日は満員なのにそれが無かった。
  • 押井塾を、業務時間内にやっとこと、を押井が数度強調し、社長は反応が鈍かったこと。業務外でなにかやってもそれは各人の蓄えにしかでしかなく、業務の中で学習をやると組織のたくわえになるってことだと受け取った。たぶん取り組み姿勢も違うだろうけどそれはその結果だ。直接の説明は無かったので本人の意図は知らんけど。
  • BLOOD+の展開先。角川のボーイズラブ誌でも連載とか。
  • 竹田の出身が報道。湾岸戦争での報道での疑問と、アニメでの戦争や経済描写の強調。大量の苦情も気にしないという姿勢。
  • 押井の戦争は人間の本質、エンターテイメント、戦争と日常の隔離とつながり、戦争の派手な演出も悲壮の演出も同じくエンターテイメントであるという意識の仕方が演出。内容よりは押井さんの即答と語調が強かったことが印象に。
  • 講演後、どこの店も異様に込んでいた。あの時間、なか卯埋まってるのって普段はありえない。