e-Taxやってみた
深夜4時、とりあえず終わった。
値は事前に行った手計算と同じだったのでいいとして、最後のデータ送信は成功したんだろうか。還付金が振り込まれてるかどうかで確認かな。
はじめるまでの手順
- 受け取りのためのはがきが週明けに届く
- はがき、免許証、印鑑を持って「区役所」の指定窓口に行く
- 受け取りに1000円かかる
- その場で、暗証番号を二つ、別々の端末で設定する。4ケタ数字で同じものでもいい
- これは「カード(リーダライタ)用暗証番号」とでも認識しておきましょうか
- 公的個人認証サービス対応ICカードリーダライタを買う
- ヨドバシで、USB、接触型の、NTTComのSCR3310-NTTComを2480円で買った
- http://www.ntt.com/jpki/data/download2.html
いざはじめる
WindowsXP(32bit)/IE7のノートPCを使いました。3ステップに分けておきます
- 環境設定(ダウンロード&インストール、その確認など)
- 登録作業: 申告のまえに一度やっておく必要がある模様
- 確定申告: IE上で「確定申告書」のデータ入力し、そのあとそのままデータを送信する
環境設定
- SCR3310-NTTComのドライバをサイトからダウンロード、インストールする
- 住基カードをIC面を上にして差し込んで、ユーティリティで「区役所で設定した暗証番号」で確認できる。
- 「作成コーナー事前準備セットアップ」ツールを実行(jizen_setup.exe)
- http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/jyunbi.htm
- 証明書の登録がされ、「公的個人認証サービス」というメニューがスタートメニューにできる。
- 注: JREを入れかえた後に、「公的個人認証サービス」- 「ユーティリティ」 - 「Java実行環境への登録」を行う必要がある
登録作業
- まず「開始届出」を行う
- http://www.e-tax.nta.go.jp/todokedesyo/kaishi3.html
- 「個人の方」を選ぶ
- 名前や住所、税務署を指定します
- 重要: 「暗証番号」という8桁のパスワードをここでさらに設定します
- 現状、これを入力する状況では、必ず「マスク解除」というチェックボックスがあります。
- 「マスク解除暗証番号」とでも認識しておきましょうか
- 納税用確認番号も設定します(が、使うことはありませんでした)
- 入力が終わると、「利用者識別番号」(16ケタの数字)が送られます。
- 「利用者識別番号」とこの「暗証番号」を使う場面が数度ありますので、ページを保存をしておくべきです
- つづいてさらに「初期登録」を行う
- カードリーダライタにICカードを差し込んでおきます
- https://www.nta.go.jp/e-tax/shokitouroku_online.html
- ↑Javaが立ち上がります。(出てくる画面は一部文字化けしてます)
- 届出した税務署と住所、名前をいれ、「利用者識別番号」を入れます
- 4桁のカード用の暗証番号とか、8ケタの届出の暗証番号とかいれつつ、登録を行います
- 「Java実行環境への登録」をしてないと、上記FAQのエラー(AF0020-322)が出て、進めなくなります。
- http://www.e-tax.nta.go.jp/sakusei/messagebox-web.html の「受付システム」にログインして情報が入ってれば登録OKのようです。
確定申告
- 公式の入り口: https://www.keisan.nta.go.jp/h20/ta_top.htm
- (19年のページも残っていて、入力も可能なので年度に注意すべし)
- 「作成開始」を選び、「所得税の確定申告書」および「電子申告(e-Tax)により提出」にチェックをいれ、「入力終了(次へ)」を押します
- チェックボックスがいっぱい出ますが、全部チェックを入れる必要があります。チェックを入れたら「入力終了(次へ)」を押します。
- 手続き上、印刷する必要もなく、プログラム的なプリンタチェックも行うこともないのですが「2.プリンタが正しく接続されている。」にチェックしておく必要があります(あほらし)。
- 「既に利用者識別番号を取得している。」と「電子申告(e-Tax)に次の登録が済んでいる(初期登録済みである。)。」ともにチェックを入れ、「入力終了(次へ)」を押します。
- (ここまでは、ただの環境確認だけという無駄さ。)「次へ」を押すと、やっと入力ページに入れます。
- 4つあるうち、「申告書A」か「申告書B」を選びます。
- 各項目をクリックし、それぞれ入力します
- 電子申告するので、(右側真ん中上くらいにある)「電子証明等特別控除」の設定をします(去年した人はできない)。
- 必要な入力が終わったら、次に進みます。
- すると、「住民税・事業税に関する事項」の入力があります。ここでは、住民税の徴収方法を選びます。
- 「特別徴収」(給与天引き)か「普通徴収」(請求書が送られてきて、自分で金融機関等で支払う)か
- 還付の場合、金融機関の口座を設定します
- ゆうちょ銀行か、普通の銀行か
- 注: それぞれにあった項目だけを入れる
- 納税の場合、自宅に送られてきた申告書についてる振込用紙に金額を書き、3/16までに振り込みます
- 最後に確認をして、送信します。そのあと終了まで進みます。
- 保存データ(2009xxxx.xml、なんとか.data)はデータとして保存しておいたほうがいいでしょう。
感想
二度手間というか無駄が多いというか。。。昔風のいちいちな確認にうんざり。
あと意味わかんない用語とか。暗証番号ってどの暗証番号だよって。
紙で申告をやっていたから、これだけですんだともいえる。これが最初の申告だったらまず無理だろうと思う。強制される操作手順と、申告書の書き方のコンボだし。まずA,Bどっちよ、って。
ああ住民税が怖い。