false positiveとfalse negative
ある特性をプログラム的に判別するのに失敗する場合、以下の二つのように判定できれば、正しく判定成功といえる
- 実際にはその特性があるものを、特性ありと判別する: 正解
- 実際にはその特性がないものを、特性なしと判別する: 正解
同様に判定に失敗する場合も二つある。
このときfalse positiveやfalse negativeという用語が英語で使われる:
- 実際にはその特性がないものを、特性ありと判別する: false positive
- 実際にはその特性があるものを、特性なしと判別する: false negative
判別式の結果がtrueと出る場合をpositive、falseと出る場合をnegativeとして、それぞれに失敗してるという意味だろう。日本語だと、前者は誤判定、後者を判定漏れとでもいうべきだろうか。
どういう状況で区別されるかというと、「false positiveになる可能性があるstaticな判別を利用して、それによって範囲を絞ってdynamicにチェックする」、とかで使われていた。