2倍という割にはサンプル数少なくない?

公示日から投票前日まで国内約80万のブログから選挙関連記事を収集、内容をコンピューターで細かく解析した。
 その結果、「自民党」を主語にして「投票する」「賛成する」などと書いた、明確な自民支持の記事が470件だった。民主支持のものは214件にとどまった。

集計数は少ないけど、投票数で数えたらもっと強く差が出ると思う。

溜池通信の比例区での投票数に今回の特徴が良く出ている。

2003年と2005年の衆院選での数で800万票ふえています。自民党は500万増えているんですが、主に自民党の離反組であるその他に300万票ほどあるんで、今回増えた分はほぼすべて小泉自民党に入った票と見れますね。で、それが自民党票全体の1/3にあたるんですよね。その他の政党は従来層はキープしたけど、増加分の対策はなく、それが決定的になるほど大きかった、ということでしょうか。

あと、このレポートでは増加分の特徴を団塊ジュニア世代のルサンチマンと捉えている。団塊ジュニアって一番人口比がたかいんですよね。70〜74としているけど、70年代生まれ全体に幅をとってもおかしくはなさそう。そしてルサンチマンっていうのは...

なるほど。もしそうであるなら安易に小泉人気としているのは正しくないかも。この場合、小泉さんというのは預言者や神官であって神そのものではない、つまりモーセ、イエスムハンマドのような位置づけにあるのではないのでしょうかね。構造改革神から宣託を受けた神官。そしてその神がどこからでてきたのかというと...ここは考えるのが怖いのでやめとこう。