JCSP vs CTJ

Using Java for Parallel Computing - JCSP versus CTJ

CTJもJCSPもCSPのモデルをJava上で実装したもの。この論文はその比較。
どちらもChannelを経由させたProcess間の通信(オブジェクトの受け渡し)などのスタイル同じ。違いはCTJがリアルタイム性の機能が多く、JCSPがGUIや描画などの機能が多いこと。CTJはany-to-anyチャネル、JCSPは1-to-1や1-to-anyやany-to-anyなどからチャネルを選ぶ。CTJが値渡し、JCSPは参照渡しメイン。など。


CSPではプロセスの入出力の記号でP?xをin、P!xをoutと呼んだりする。けど、TupleSpacesでもそうなのだが、in/outではどちらの方向か分かりにくかったりする。これにあわせるならinとoutをreadとwriteと読むほうが分かりやすい。