ヒューメイン・インタフェース読了

isbn:4894714205
インタフェースはモードの排除でだいぶよくなる、と。
モードとはジェスチャの意味が変わってしまう状態のこと(インプットに対する意味を変えることなので、emacsでいうモードとは少し違う。どちらかというとキーバインドを替えてしまう事のほうが近いかも)。ジェスチャとは一連の決まった動作(キータイプなど)のこと。
この本で提唱してることは、なんとなくemacs超漢字に近いと思った。どこでも検索できたりコマンド実行できたりとか、ファイル名でなく内容で判断できるようにしたりとか。その集大成として提案しているズーミングインタフェースパラダイムは面白いかも。同じ意味のコマンドセットを使うアプリケーションのみで構成された複合ドキュメントエンジンという感じだろう。