新規購入したPCをWindows Vista Ultimate 64bitバージョンでセットアップ。
発熱で数日ダウンしてたけど、調子が上がったので、新しく買って届いていたデスクトップをセットアップした。
- http://d.hatena.ne.jp/bellbind/20070614/1181831984
- http://d.hatena.ne.jp/bellbind/20070620/1182314782
eXconputerのネット限定AMDモデルにつかってる部品は、注文画面では詳しく見れないけど、うちに来たのは以下の製品でした
- CPUファン: AMD純正品(CPU付属品?)
- メモリ: ELPIDAチップでした
- MB: MSI K9AGM2-F: AMD690Vチップ
- グラボ: Leadtek製GeForce8600GT, PCI-Exp, D-DVIx2+S端子TV-Out(S端子->S端子+コンポーネント端子の短いケーブル、DVI-VGA変換はついてた), HDCP対応
- HDD: WD3200AAJS
- マニュアル、インストールディスク、ビス以外のFDDケーブル等のMB付属品はついてきません
Vistaはドスパラで以下を店頭で買いました。ネット販売だと、さらに梱包料が1000円ほど取られるようですが、店頭で買えば取られません(店頭には特価のチラシはないけど、Webにあるものを買いたい、と店員にいえば売ってくれる)
(eXcomputerのOS抜きと32bit Vista Ultimate入りの差額は19000円ほどなのでFDDつけたら同じくらいの価格になる)
まずはケースをあけDSP版VistaについてたFDDを設置。MicroATXケースは狭いので3.5ベイのパネルをはがすのも大変だし、MBにFDDケーブルをさすのも大変だった。
ちなみにFDDケーブルは自宅にあったのを使いました。
VistaそのもののインストールはDVDで起動させた後、そのまま流れ作業でやってくだけ。Vistaのインストール後は、GeForce 8600GTのドライバ、チップセット、サウンド等のMBのドライバをそれぞれサイトから対応OSに注意してダウンロードして入れ、Windows Update何度かして再起動させつつ、DVDドライブのアプリをCDから入れて終わり。DELLのディスプレイ設定はWindows Updateで勝手に入った。言語パックのインストールにはかなりの時間がかかったけど、やり方はだいぶ簡単だった。
- http://www.nvidia.co.jp/object/winvista_x64_158.24_jp.html
- http://global.msi.com.tw/index.php?func=downloaddetail&type=driver&maincat_no=1&prod_no=1166
すごくいい、WUXGAも、x64版Vistaも。そしてスピーカーMA-7Aも。Vista Ultimateである必要性は薄いけど、Home Premiumの機能と、Businessのライセンス形態とあわせてってニーズを満たすのはこれしかないし。Home Businessとかあればそっちにしてたのに。
デスクトップスクリーンショット
(flickrって1920x1200のイメージはjpg化されるのか)
パフォーマンスはCPUが5.0でほかは5の後半でてるので快適そのもの。二年後くらいには(グラボつむタイプの)大型モバイルノートもこれくらいになるんだろうなあ。
ユーティリティとか
WinRollはVista x64でも使えます。Explorerは完全にバーにならないですが^^;
X mouse設定はregeditで以下のとおり直接編集します
- http://retropc.net/tori/blog/2007/04/vista_ui.html
- http://www.tyzoh.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=1553
regeditでHKEY_CURRENT_USERを開き、その中のControl Panelを開きその中のDesktopをクリックし、右に出るテーブルを編集します
- UserPreferencesMaskは0x01ならウインドウの重なりをかえずにフォーカスを当てられ、0x41ならさらに最前面に上げられます。
- 時間設定は、ActiveWndTrkTimeoutで、フィールドを新たに作る必要があります。ActiveWndTrackTimeoutという紛らわしいフィールドがデフォルトで存在するのですが、これは無関係です。
アプリのインストールとか
Vistaは初なので、一番心配したのはアプリ。結局大半はx86版だけど、必要なアプリケーションは特に問題なく入れられた。
- PDF印刷は、PDFCreatorは失敗し、CutePDF Writer(Ghostscriptは、TeXのgs8.57full-gpl.exe)で成功
- 無料のアンチウイルスはAvast!一択っぽい
- メモリチェックは重いのではずした
- Ulead Video Studio 9は使えるけど、初期リソースはインストールディレクトリがProgram Files(x86)になるせいで再設定する必要がある。
そうそう、cygwinで少し苦労したな。でも
すればうまくいった。cygwinの端末にはcygtermではなく、ckを使ってみたけど、なかなかよい。ちょっと設定は面倒だけど。コマンドプロンプト用のckwも使ってみた。
うちの場合、アプリは機能に応じて選んで入れることで対応できるので、新環境への移行は楽。けど、機能でもインタフェースでも特定アプリに依存してるような人たちは大変だろうなと思った。ひとつでもVista対応がない、x64対応がないとなれば移行できないだろうし。
とりわけ64bit移行は大変だろう。そもそもCore2Duoが64bitプロセッサだってことを知らない人はまだかなり多い。Microsoftからしてx86とx64の別配布が大半だし。ハードウェアが64ビットいなったのにずっと32bitシステムでいきそうだ。少なくともVistaの間は32bitシステムはずっと残りそうだ。(x64化などを意識して作らないようなアプリの)大半が.NET化するよりもVistaの寿命のほうが先に着そうだし。まあVistaの次は32bitはきえるだろうけど。
Linux環境
今回は開発用のLinux環境はVMWare Playerでubuntu gutsy(feistyからupgrade)入れて作った。x86(amd86)でやりたかったから。ほかの仮想環境はゲストはx86しかないっぽかったし。amd64で問題ありそうなのはLinux amd64版のflashpluginがないくらいかな。これは
の一番下にあるnspluginwrapperを使えば簡単だが、input methodが聞かないので、ニコニコで日本語コメントが入れられない問題は残る。
作成にはVMX Builderを使いました。
の真ん中より少ししたくらいにあります。これはVBアプリなので、実行ではランタイムを入れる必要があります。
ゲストamd64用のvmxは、osでubuntu-64、scsiでLsiLogic、EtherでE1000にする必要があります。あとは適当ですが、うちはメモリ512MB、グラフィックス32MB、ディスクはgrowable splitで20GBにしました。あとVMWare toolsは今ではPlayerに付属してる(インストールディレクトリのlinux.isoなど)のですが、パッケージとの整合が面倒なので入れてません。CDドライブを二つ入れて、二つ目で常にこのisoを見るようにさせてもいいと思います。